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広島原爆投下から80年

2025年8月6日 11時37分

 今日で。広島に原爆が投下されてから80年目の夏を迎えました。出勤されている先生、部に参加している生徒とともに8時15分に黙祷をしました。黙祷に協力してくれた保護者、生徒の皆さん、ありがとうございました。被爆された方が、年を追うごとに少なくなってきています。朝のテレビで、92歳の女性Aさんが「私は、爆心地から1・3kmのところで被爆しました。原爆が落とされた時の町や人の様子を口にすることはありませんでした。あのような悲惨な現状は・・・。でも私が死んで、あの世に行ったとき、被爆して亡くなった方に、『どうやって生きてきたのか』と聞かれたときに、きちんと答えたいです。生かされているのですから」と話していました。Aさんは、がんなどの手術を数回受けてきたのですが、生き抜き重い口を開き、小学校や中学校で被爆体験証言を始めました。私たちも昨年度、被爆者である伊藤様より講演をしていただきました。今年も12月に人権・同和教育参観日という形で被爆者の方に講演をしていただきます。とても貴重な体験と思います。

 私たちは、過去の災害から学び、「自分にできること」をじぶんごととして考える必要があると思います。とても大切なことだと考えます。

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(校長室に置いてある伊藤様が折ってくれた千羽鶴  平和への願いを込めて)